2 健康・医療・福祉
施策2 健康づくり
施策の基本方針
いきいきと暮らし続けられる健康長寿のまち
個人が主体的に健康づくりに取り組んでいけるよう、学校や企業、地域などと連携し、市民の健康寿命を延伸するための支援を進め、健康長寿のまち「しばた」を目指します。
現状
- 平成28年3月に「新発田市健康づくり計画(第二次)」を策定し、「めざせ100彩」を合言葉に、健康づくりに対する関心や意欲を高める活動に取り組んでいます。
- 生活習慣に起因する悪性新生物、心疾患、脳血管疾患が死因の上位を占め、老衰、脳血管疾患、自殺の死亡率が全国より高くなっており、がん検診の受診率向上や相談事業などの成人保健に関する取組を進めています。
- 平成28年度に「新発田市民のきずなを深め「いのち」を守る(自殺対策)行動計画(第二次)」を策定し、自殺対策に取り組んでいます。
- 母子保健分野においては、多様な取組による子育て支援体制の強化を図っており、乳幼児健診の受診率はほぼ100%となっているほか、定期予防接種も高い受診率となっています。
- 保育園、幼稚園、小中学校ではフッ化物洗口を実施しており、12歳児の1人平均むし歯数は0.33本(平成30年度)となり、県平均を下回っています。
関連する個別計画・条例
- 新発田市民のきずなを深め「いのち」を守る条例
- 新発田市健康長寿アクティブプラン
- 新発田市健康づくり計画
- 新発田市歯科保健計画
- 新発田市自殺対策行動計画
課題
- 市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組むため、健康に関心のある人への継続的な支援と、健康に関心のない人への意識付けを行うとともに、個々の生活環境や希望に応じた支援の充実を図ることが必要です。
- 働き盛り世代を中心に、健康づくりに関する取組を強化するとともに、各世代に応じた継続的な取組が必要です。
- 健康づくりについては、食、運動、健康管理の観点から取組を推進するほか、歯やこころの健康といった視点からのアプローチも必要です。
- 生活習慣病予防のための、特定健診や保健指導については、休日健診や複合健診などの受診しやすい環境づくりを行い、受診行動を促し継続受診につなげることが必要です。

めざせ100彩しおかぜウォーク
施策の展開
1 健康長寿の推進
主な取組
- 健康長寿アクティブプランの取組分野である「食」「運動」「医療」「社会参加」について進捗管理を行うとともに、関係機関等との連携強化を図りながら取組を推進します。
- 市民の健康づくりに対する機運を高めるとともに、「望ましい食習慣の確立・定着」、「運動習慣の定着」、「健康管理の定着」を促進し、健康寿命の延伸を図ります。
主な事業
めざせ100彩健康づくり推進事業、食生活改善推進事業、新発田市保健自治会支援事業
目標値
2 健(検)診・指導・相談等による健康づくりの推進
主な取組
- 世代ごとの健康教育や保健指導により、市民の保健意識の向上を図り、生活習慣病予防や重症化予防のための望ましい生活習慣の確立を図ります。
- 疾病予防のための予防接種等を推進するとともに、早期発見・早期治療を行うため、健(検)診の受診率向上のための啓発等を行います。
主な事業
特定健康診査等事業、がん検診事業、成人保健活動事業、高齢者保健活動事業、母子健康診査事業、歯科健診・予防事業、予防接種事業、小・中学校健康診断事業
目標値
3 「いのち」の大切さを認め合い、市民みんなで支え合う体制づくりの推進
主な取組
- 新発田市民のきずなを深め「いのち」を守る条例に基づき、自殺予防のための啓発や相談事業を市民、民間団体、行政が一体となって推進します。
主な事業
市民のきずなを深めいのちを守る事業(自殺対策事業)
目標値