2 健康・医療・福祉
施策7 スポーツ・レクリエーション
施策の基本方針
スポーツで市民の元気を育むまち
子どもから大人まで誰もが気軽にスポーツに親しめる機会の充実や環境づくりを進めるとともに、スポーツ活動を支える人材の育成に取り組み、スポーツを通じて市民の元気を育むまちを目指します。
現状
- 子どもの頃から運動に親しむ機会をつくり、生涯スポーツにつなげるため、平成28年度から未就学児を対象に、スポーツ施設の活用や保育園等への巡回運動遊び指導、ランニングバイク※1大会の開催等に取り組んできました。
- 平成30年度の「成人の週1回以上のスポーツ実施率」は61.7%であり、県及び全国の平均を上回っています。
- 平成30年度からは、パラスポーツ※2の振興を目的とした事業(体験教室の実施、講演会、大会及び合宿等の開催、指導者育成の研修会等への参加、施設整備)に対し、助成金交付制度を創設しました。
- 高校・大学、社会人等のスポーツ大会や合宿等を誘致し、市内に宿泊してもらうことで地域経済の活性化を図っています。
- 産学官の有識者で構成する「新発田市スポーツ・カルチャーツーリズム※3推進事業実行委員会」を設立し、地域のスポーツ活動を推進するとともに、指導者の育成を行っています。
- 老朽化した体育施設については計画的に改修等を進めるとともに、平成30年度には旧松浦小学校体育館を屋内多目的運動場としてリニューアル整備しました。
関連する個別計画・条例
※1 ランニングバイク:ペダルのついていない子ども用自転車
※2 パラスポーツ:障がいのある人たちが行うスポーツ
※3 スポーツ・カルチャーツーリズム:スポーツや文化活動を行うための滞在を伴う旅行
課題
- 市民が年代に合った健康・体力づくりに取り組めるよう、そのきっかけづくりや運動する機会の充実を図るとともに、スポーツ・レクリエーションに関わる指導者及び選手の育成や、スポーツ団体との連携強化が求められています。
- スポーツ推進委員や総合型地域スポーツクラブ等のスポーツ団体と連携して、住民のライフスタイルや地域特性に合わせたイベントの開催や指導者の育成等が必要です。
- スポーツ施設の稼働率の高さや市民の利用ニーズを考慮し、今後は文化施設等を活用した文化系の合宿やゼミの誘致に注力することも必要です。
- 老朽化した大規模体育施設の改修を計画的に進めるため、庁内関係課との連携が必要です。

世代を超えた多くの市民が集う城下町しばたスポーツフェスタ
施策の展開
1 スポーツへの参加機会の充実
主な取組
- スポーツ教室やウォーキングイベント等を開催し、スポーツに触れ、楽しむ機会の充実を図ります。
主な事業
生涯スポーツ活動推進事業
目標値
2 スポーツを通じたまちづくりとスポーツを支える人材・団体の育成
主な取組
- 大会や合宿等を誘致し、地域経済の活性化を促進します。
- スポーツの団体やボランティアの育成を支援します。
- スポーツ推進委員やスポーツ団体等との連携によるイベントや講演会を開催し、地域活動の推進や指導者の育成を推進します。
- 文化施設を有効に活用し、文化系の合宿やゼミなどの誘致を促進します。
主な事業
スポーツで人づくり夢づくり事業、スポーツ&カルチャーツーリズム推進事業、パラスポーツ振興応援助成制度
目標値
3 スポーツ環境の充実
主な取組
- 関係課と連携し、老朽化が進む大規模体育施設を計画的に改修するとともに、学校体育施設開放のほか、公園や遊歩道などの公共空間を活用し、スポーツに親しむ環境の充実を図ります。
主な事業
体育施設維持管理関連事業
目標値

市内外から多くの子どもたちが集うストライダーエンジョイカップ

プロが使用するスポーツ施設を活用した幼児運動遊び