「しばた魅力創造戦略」は、国が策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本的な考え方や政策5原則、4つの基本目標、第2期における国の新たな視点などを踏まえるとともに、以下の4つの考え方に基づき策定します。
「新発田市人口ビジョン(平成27年10月)」は、国の長期ビジョン及び総合戦略を踏まえ、将来都市像「住みよいまち日本一 健康田園文化都市・しばた」の実現に向けて、当市の人口を分析し、人口に関する認識を市民、企業、関係団体等と共有するとともに、今後、取り組むべき施策の方向性と目指すべき人口の将来展望を示しています。この人口ビジョンの分析に基づいた施策を展開します。
新発田市は、城下町400年の風情と文化を色濃く残すまちです。北西には白砂青松と形容される美しい海岸線、北東には日本一小さい山脈「櫛形山脈」や日本200名山に数えられる霊峰「二王子岳」がそびえるなど、海から山までの豊かな自然に恵まれています。また、市内には大学、短期大学校、各種学校に加え、6校の高等学校があり、教育環境も充実しています。さらに、全国屈指の月岡温泉には国内外より多くの観光客が訪れています。
これらの豊富な地域資源をバランスよく連携した多面的機能の強化を進め、地域資源を当市の最大の強みとした施策を展開します。
新発田市は、県都新潟市に隣接し、首都圏からは高速道路網と新幹線網でつながっています。また、新潟の空の玄関口「新潟空港」と海の物流拠点「新潟東港」にも近接するなど、経済視点からも恵まれた立地条件を有しています。
この経済的立地条件のメリットを最大限に活用して施策を展開します。
施策を効果的・効率的に実施していくためには、市民、企業や関係団体等と連携して進めていくことが重要です。また、近隣の自治体と連携し、広域的な魅力ある圏域を形成していくことで、大都市圏への人の流れを変えていく施策を展開します。