第3章 第2期計画における新発田市の戦略

基本目標4【まちづくり】

市民が主役のまちづくり

 「まちづくり」では、地域や関係団体との連携により、安心安全で誰もがいきいきと暮らせるまちを目指すとともに、人口減少に対応した持続可能なまちづくりを進めます。また、地域や近隣市町村と連携を図り、新発田の新たな魅力を創出・発信していきます。
 様々な立場や分野の人が参画するための体制の整備や機会の充実によって、市民が主役となるまちづくりを進めます。

施策Ⅰ 安心安全で快適な暮らしの確保

 災害に強く、犯罪を抑制する地域をつくるため、地域による防災・防犯活動に対する支援を行うなど、安心安全な暮らしの確保に向けた取組を推進します。
 また、市民の快適な暮らしを支えるため、上・下水道、道路、情報通信などの社会基盤の整備・維持管理や空き家対策など、住環境の向上に向けた支援を進めます。

主な取組

施策Ⅱ 誰もがいきいきと暮らせる健康長寿のまちづくり

 年を重ねても心身ともに健康で暮らすことができるよう、スポーツ・レクリエーション活動を通じた体力の増進など、健康増進の機会の充実を図ります。
 また、誰もがいきいきと暮らすことができるよう、生涯学習の機会を創出するとともに、講演会等の実施により、市民一人ひとりの違いや個性を尊重するまちづくりを進めます。

主な取組

施策Ⅲ 持続可能な地域づくり

 人口減少が進むなか、様々な立場、分野の人が参画し、協働による持続可能な地域づくりを行う体制を構築します。
 また、地域全体を考慮した土地利用を推進し、生活基盤の維持や地域の拠点の創出、公共交通の充実等の環境整備を進め、人口減少に対応した将来にわたって持続可能なまちづくりを進めます。

主な取組

施策Ⅳ 新発田の魅力創造

 地元企業や市内の高校・大学等と連携し、多様な人々によるまちづくりを展開します。また、歴史的な街並みや文化財、民俗芸能などの歴史的資源を次世代につなげ、継承する仕組みをつくります。
 まちなかでは、様々な利用者層やニーズに合わせて活用できる拠点施設と連携し、まちなかの賑わい創出を図ります。

主な取組

施策Ⅴ 広域連携の推進

 定住自立圏や阿賀北地域、連携中枢都市圏構想による近隣自治体と連携し、地域課題に応じた政策連携、事務連携等を展開し、地域が一体となった経済、生活圏の形成を促進します。

主な取組